Modern Workplace

戦略的な合併と最新のテクノロジーが、これからの成功への道をひらく

igefaのケーススタディ
画像クレジット:
主なポイント
  • コミュニケーションと効率の向上に向けたMicrosoft 365とExchange Onlineの活用
  • セキュリティ強化と使い勝手の改善に向けた、glueckkanjaブループリントに基づくエバーグリーン方式の全社デバイス管理
  • 端末とアプリケーションの管理を最適化するIntuneとRealmJoinの導入
  • Teams VoiceとSharePoint Onlineによるコミュニケーション基盤の刷新
製品とサービス

igefaはITインフラのデジタル化によって、コストを削減しただけでなく、卸売の現場での効率と従業員満足度も大きく高めました。

IGEFA SE & Co. KG(略称igefa)は、清掃、衛生、医療、労働安全、外食産業向け資材の分野で幅広い製品とサービスを扱う、ドイツ有数の専門卸売企業です。全国をカバーするネットワークと自社車両により、igefaは確実で迅速な配送を実現しています。同社は購買プロセスをデジタル化し、バリューチェーン全体で持続可能性の目標を追求しています。この成功を支える要素の一つが、ITインフラの全面的なデジタル化と刷新です。Microsoftとglueckkanjaの最新技術を活用することで、igefaは効率を大きく高めると同時に、ITインフラのコストを大幅に削減できました。

課題

この40年でigefaは、個々の家族経営企業から、ドイツ全土28拠点と欧州各国の複数の法人に3,000名を超える従業員を擁する統合的なフルサービス供給企業へと成長しました。2022年に6社の家族企業のうち4社がIGEFA SE & Co. KGとして合併したことで組織構造は簡素になりましたが、同時に効率的で中央に集約された業務環境の整備も必要になりました。

それまで法的に独立していた各事業体は異なるIT戦略とシステムを使っており、そのためITインフラは分断され、全社的な協働が難しくなっていました。

「すべての拠点で一貫したサポートを確保することが、私たちの変わらない目標でした」と、igefaでIT部門を統括するDandy Bräunlichは説明します。「お客様は、拠点にかかわらず窓口が一つであることを望まれます。」

複数のActive DirectoryやExchange Serverを含む異なるITシステムがあったため、最新の標準と安全で効率的な運用を確保するには統合が欠かせませんでした。

「統合と刷新の必要性は明らかでした。以前は、複数の企業グループを説得することが難題でした」とBräunlichは付け加えます。合併の決定的な局面で、同社はglueckkanjaの革新的なソリューションと「Starbucks Deployment」というアプローチに出会いました。

ソリューション

Microsoft 365とExchange Onlineにより、コミュニケーション環境、スケジュール管理、ドキュメントへのアクセスが改善されました。従業員の在席状況の見通しもよくなり、Teamsなどのツールによる協働も強化されました。

「これらの技術の導入は、拠点をまたいで業務環境を統一するうえで決定的な一歩でした」とDandy Bräunlichは説明します。

さらにigefaは、戦略的に計画したパイロットロールアウトを通じて、glueckkanjaのブループリントに沿ってWindowsを展開しました。継続的な更新により、OSには常に最新のセキュリティパッチと性能改善が適用されます。IntuneとクラウドベースのプラットフォームであるRealmJoinは、端末とアプリケーションの管理を容易にします。これは新しく入社する従業員のオンボーディングプロセスの最適化にもつながります。

Microsoft EntraによるSingle Sign-Onと多要素認証(MFA)の実装により、セキュリティが高まり、シームレスで効率的な操作によってユーザー体験も向上しました。

Teams VoiceとOperator Connectはコミュニケーション基盤を広げ、全拠点に段階的に展開されています。定着を進めるため、幅広い研修とチェンジマネジメント、そしてアドプションの取り組みが行われました。SharePoint Onlineはイントラネットを刷新し、社内のコミュニケーションを強化しています。「Zusammen wachsen(ともに成長する)」というスローガンを掲げた専用のMicrosoft 365アドプションプログラム「MOVE IT」が、この流れを支えています。このプログラムはPHAT Consultingが開発し、IGEFA SE & Co. KGおよびglueckkanjaとの緊密な協働のもとで導入されました。

さらにigefaは、完全にクラウドベースのMicrosoft環境に残る技術的な隙間を埋めるglueckkanja M365 Companionsを追加で導入しました。RADIUSaaSやSCEPmanといった製品は安全でサーバーレスなネットワーク認証を可能にし、KONNEKTはSharePoint Online、Teams、OneDriveによって従来のファイルサーバーを効果的に置き換えます。

こうした包括的な取り組みは、当初プロジェクトに懐疑的だった人たちさえ納得させました。彼らは今ではクラウドベースのソリューションの最も強い支持者であり、負担が目に見えて軽くなったことを実感しています。

要するに、「Modern Workplaceはigefaにおいて中心的な位置を占めるようになり、会社の働き方を継続的に変えています。ITの目標は、働く場所や時間にかかわらず今日必要とされるセキュリティ基準を満たすことと、流通業界で最も現代的な職場環境の一つを提供することです」とDandy Bräunlichは語ります。

まとめと今後の展望

取り組みはすでに成果につながっています。「今日、私たちは技術的に最新であるだけでなく、とりわけ拠点をまたぐ働き方が目に見えて現代的になりました」とDandy Bräunlichは報告します。「迅速に構築された新しいIT基盤のおかげで、要望により速く効率的に応えられます。」

igefaの技術的な将来像は、Dandy Bräunlichと彼のチームが綿密に描いています。同社はさらに多くのシステムをAzure Cloudへ統合していく考えです。glueckkanjaのAzure FoundationとAVD Foundation、そしてCloud Security Operations Centerの支援により、クラウド戦略はより安全で拡張しやすいものになります。

未来へ全力で。igefaとglueckkanjaの共同の歩みは続きます。最近始まったプロジェクトプログラム「SECURE IT - zusammen sicher(ともに安全に)」は、あらゆる次元でのセキュリティに焦点を当てています。

igefaについて

igefaはドイツを代表する流通・サービス・物流のパートナーです。ファシリティマネジメント、医療、産業、運輸、ホテル、外食・ケータリングの各業界に加え、公共機関や自治体にも供給しています。同社は幅広い製品群に加えて、コンサルティング、デジタルサービス、研修、サステナビリティ管理といった総合的なサービスを提供しています。4社の家族企業の統合により2022年に誕生したIGEFA SE & Co. KGは、業界のリーダーとしてまとまったソリューションを提供できます。ドイツ国内28拠点と欧州各国の複数の法人を通じて、igefaはお客様にデジタルと対面の両方で対応しています。

igefaを際立たせているのは、お客様とともに成長する力です。品揃えと発注プロセスはお客様のニーズに合わせて柔軟に変わりながら、窓口は一つのままです。同社はこの拡張性を「Single Source Solution」と呼んでいます。成功している一軒のレストランであっても、フランチャイズ全体であっても、igefaはすでに適したソリューションを用意しています。

ドイツ企業向けの流通・サービス・物流のリーディングパートナーとしてのigefaについて詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。